六月大歌舞伎午前の部_市川中車さんの渾身の演技と若手の活躍!

六月大歌舞伎、見てきました! 久しぶりに訪れた歌舞伎座は、あいにくの天気ながら、大入り満員、心なしか、若い人も多いように感じました。客足がすっかりコロナ前に戻っていることもさることながら、二部制になり、休憩も3回あって、なんだか懐かしく、嬉…

勘九郎・七之助の兄弟共演と「寺子屋」で子を思う幸四郎さんの涙

秀山祭九月大歌舞伎の第一部は、一幕目が宮本武蔵の武勇伝をモチーフにした平成11年の新作 「白鷺城異聞」、二幕目が名作「菅原伝授手習鑑から『寺子屋』」でした。 「白鷺城異聞」は、自分の出身の熊本と縁のある宮本武蔵のお話ということで、まずそれだけ…

ふるあめりかに袖はぬらさじ〜玉三郎、幕末を生き抜くひょうきんな芸妓を熱演〜

六月大歌舞伎ビラ(発行:松竹) 「ふるあめりかに袖はぬらさじ」というのが今度見に行く演目なのだと知った時は正直驚きが隠せませんでした。歌舞伎の演目といえば古典物を中心に、漢字を連ねた古い、どっしりした雰囲気のものが多いイメージですが、、そん…

20220223_歌舞伎鑑賞日記! おめでたい舞と初笑いの演目Part2

前回は、松本幸四郎さん主演の、邯鄲枕物語「艪清の夢」の途中までお伝えしました。船の艪(ろ)を作る江戸の職人である主人公の清吉は、借金取りに追われて、女房と一緒に、池之端の茶屋に居候させてもらうべく引っ越してきます。 清吉は、宝物だった聖徳太…

20220123_歌舞伎鑑賞日記! おめでたい舞と初笑いの演目Part1

ちょうど約一週間前の1月17日(月)、有給を取って、新年明けて初めての歌舞伎鑑賞に歌舞伎座へと出かけました。今回はとあるご縁で、無料で一階の13列目から見ることができ大満足でした! 1階席は、2階や3階に比べてより多くのお客さんのことも見えるので、…

歌舞伎鑑賞日記!2

3週間前に、 歌舞伎鑑賞日記! - matsuayamjluv’s blogにて語った内容の続きです!中途半端なところで終わっていたので… 前回は「戸崎四郎 補綴 四変化 弥生の花浅草祭」の前半部分について書きましたが、その続き、後半部分を書いていきます。前回書いた通り…

歌舞伎鑑賞日記!

コロナ禍に見舞われた去年も5回見に行ってしまったほど私は歌舞伎が好きなのですが、緊急事態宣言が出たことで我慢しようという思いもあり、今年はまだ一度も見に行けておらず、そろそろ行きたい、、という気持ちが日々高まっている中、その気持ちをどうにか…

Can we alleviate discrimination with imagination?

I first thought to write about a book I recently got indulged in, which is a book called "Hidden Figures" , a true story about African American women whom contributed to NASA during the Cold War, and just now, protest against Anti-Black Ra…

"想像力"で差別を軽減できるか?

最近没頭した本の話を書こうと当初思い立ったものの、折しも、読んだ本が冷戦時代のNASAを支えたAfrican Americanの女性たちを描いた"Hidden Figures"だったので、本の感想から派生して、今アメリカに留まらず世界中に広がるAfrican American差別への抗議活…

弟のその後と明日へのエール

気がつけば前回の更新から9ヶ月も経ってしまいました。前回は、中学3年生になった弟が、精神薬の服薬により絶不調に陥りながらも、高校受験に挑戦するところで話が終わっていました。 弟は、父親も通った鹿児島のラ・サール高校が志望校でした。薬の影響で脳…

精神薬によって狂わされた弟の半生について

昨今世間で、やたらともてはやされる、うつ病、発達障害、と言った、「脳の病気」「心の病」への疑問を前回の投稿で投げかけて終わり、早一ヶ月が経過しました。 前回のブログの最後に、精神薬の「犠牲者」となった弟の人生について語ると書いたので約束通り…

「心の病」はきっと嘘。簡単に薬は飲まないで

アスペルガー症候群、ADHD、双極性うつ病、自己愛性パーソナリティ障害、統合失調症、…現在、世の中には多くの「脳の病気」「心の病気」が蔓延っています。あなたの身近な人、もしかするとあなた自身もこれらのうちの一つとして診断されたことがあるかもしれ…